上栗原ヶ里
かみくりはらがり
晴気村の南に位置し、一本松・二本松・天神・三本松・三根山を併せた地域で、東は晴気川、西は峰(三根)山によって挟まれた一帯である。享和元年(一八〇一)写の御領中郡村附には、「又云」として「峯ケ里」「米ノ隈」と記している。正保絵図は上下を分けず「栗原ケ里村」としている。小城郡西郷の内にあり、嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳にも、栗原村地米(年貢)三四一石六斗七升六合と、上下の栗原ヶ里をまとめて記してある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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