上根来村(読み)かみねごりむら

日本歴史地名大系 「上根来村」の解説

上根来村
かみねごりむら

[現在地名]小浜市上根来・なかはた

北は下根来村、南は木地山きじやま峠を経て針畑はりはた(現滋賀県高島郡朽木村)に至る。遠敷おにゆう谷の最奥に位置し、標高三〇〇メートルの山腹斜面に中ノ畑・上根来・だんの三集落がある。天正一六年(一五八八)の上根来村名寄帳(上根来区有文書)によれば、米二七石余・大豆七石余、総高三四石余。同年七月の上根来村之内中ノ畑村名寄帳(中ノ畑区有文書)には米一五石四斗五升八合・大豆九石四斗八升七合、合二四石九斗四升五合と記される。さらに寛永一五年(一六三八)の段(団)村名寄帳(上根来区有文書)には高三石一升二合と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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