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遠敷 おにゅう

百科事典マイペディアの解説

遠敷【おにゅう】

古代以来の若狭国の地名で,現在も福井県遠敷郡があるほか,小浜(おばま)市に遠敷の大字がある。藤原宮跡出土木簡に〈小丹生評〉とみえるのが早い。713年の好字令で〈遠敷〉の表記に改められた。

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世界大百科事典 第2版の解説

おにゅう【遠敷】

古代・中世の若狭の要地で,現福井県小浜市遠敷。《和名抄》に〈乎爾布〉〈乎布〉と訓ずる。古くから郡名ともなり,藤原宮址出土木簡に〈小丹生評〉と記すのが早い所見。伴信友《若狭旧事考》(1825)は〈美しき丹土の出る処〉が多いのによる地名とする。713年(和銅6)の好字令以後表記が改められたとみられる。古代の遠敷郷,のちの遠敷村の中心地で,東西に丹後街道が走り,近江に通ずる南北路(針畑越)と交差する付近。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遠敷
おにゅう

福井県小浜(おばま)市中部の一地区。旧遠敷村。古代は『和名抄(わみょうしょう)』の遠敷郷(ごう)の地で、遠敷郡の中心であったと思われる。若狭(わかさ)国(福井県南西部)二宮(にのみや)若狭姫神社がある。また、めのう細工の盛んな所としても知られる。[印牧邦雄]

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