上横倉村(読み)かみよこくらむら

日本歴史地名大系 「上横倉村」の解説

上横倉村
かみよこくらむら

[現在地名]宇都宮市上横倉町

南は下横倉村、西は上金井かみかない村・徳次郎とくじら村と接する山間村落で、東から北は高地となる。近世を通じて宇都宮藩領。慶安郷帳には田方一九五石余・畑方六四石余とある。元禄九年(一六九六)徳次郎宿大助郷一八ヵ村の一つとなる(「徳次郎宿助郷帳」柿沼渉文書)。正徳年間(一七一一―一六)の宇都宮領村々諸割物高付覚帳(五月女久五文書)では縄莚藁菰猫太等納高一二二石余、山家人足青草納坪薪付馬勤高一六六石余、堰川除用水溜池往還人馬勤高三〇八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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