上殿岡村(読み)かみとのおかむら

日本歴史地名大系 「上殿岡村」の解説

上殿岡村
かみとのおかむら

[現在地名]飯田市上殿岡

現飯田市の中央部、北の南沢みなみざわ川と南の甘葛沢あまずらさわ川とに挟まれた台地上に位置。古代は「和名抄」所載の輔衆ふす郷に属したと推定され、やがて伊賀良いがら庄の内となった。近世は一貫して飯田藩領で、村高は正保四年(一六四七)は一一八石余(信濃国絵図高辻)で、天保五年(一八三四)には一九四石余(信濃国郷帳)に急増した。

「殿岡」の文献上の初見は、弘安元年(一二七八)の四条金吾宛日蓮書状である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む