上津荒木村(読み)こうだらきむら

日本歴史地名大系 「上津荒木村」の解説

上津荒木村
こうだらきむら

[現在地名]久留米市上津町かみつまち・上津一―二丁目・本山もとやま一―二丁目・みなみ一―四丁目・江戸屋敷えどやしき二丁目

耳納みのう山地西端部の明星みようじよう山・とび岳から西方に派生する丘陵地にあり、桃太郎ももたろう川・上津荒木川・野添のぞえ川が流れる。東部に久留米城下から藤山ふじやま村回りで上妻こうづま郡経由の豊後別路があり、高良こうら台地を東西に横切る薩摩街道(坊津街道)と交わり、それぞれに一里塚があった(在方諸覚書)浦山うらやま古墳のほか、極楽寺ごくらくじ古墳群、池田いけだ窯跡などがある。文保二年(一三一八)九月の玉垂宮獅子勾当薬師房重陳状案(梅津文書/鎌倉遺文三五)にみえる「上荒木御一門也」は当地か。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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