上湯(読み)あがりゆ

精選版 日本国語大辞典 「上湯」の意味・読み・例文・類語

あがり‐ゆ【上湯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風呂から上がるとき、からだを流すために用いるきれいな湯。かかり湯。
    1. [初出の実例]「湯は幾盃汲(くみ)をるやら、板の間半分己が揚湯(アカリユ)で仕廻」(出典談義本銭湯新話(1754)二)
  3. 風呂から上がる時、からだを清めるためにはいる浴槽
    1. [初出の実例]「うす約束するよりはや、あがり湯(ユ)のくれやう、ちらしをのませ」(出典:浮世草子好色一代男(1682)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む