上灰庭新田(読み)かみはいにわしんでん

日本歴史地名大系 「上灰庭新田」の解説

上灰庭新田
かみはいにわしんでん

[現在地名]柿崎町芋島いものしま

文化八年(一八一一)の村明細帳(明治大学刑事博物館蔵)によれば、芋島村の南に位置し、東に松留まつどめ村、西に下灰庭新田がある。同五年の村明細帳(国立史料館蔵)によれば、万治元年(一六五八)芋島村地内より開発を進め、当初は村立新田であったが、元禄五年(一六九二)本村の芋島に移転したとある。元禄・天保両郷帳では芋島村枝郷と記される。天和三年(一六八三)検地内訳は文化八年の村明細帳によれば、高七七石九斗余、田方上田六反余・中田九反余・下田二町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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