上片野川村(読み)かみかたのがわむら

日本歴史地名大系 「上片野川村」の解説

上片野川村
かみかたのがわむら

[現在地名]八代市上片かみかた

北・東は北片野川村、南は宮地みやじ村、西は中片野川村に接する。慶長国絵図に村名がみえ、正保郷帳では田方一千四九石四斗余・畠方一四〇石一斗余。高田手永に属し、「国誌」は一ノ門・黒竹・鴨牟田・高取・上一丁田・茶臼塚などの小村を記す。天保一五年(一八四四)の高田手永略手鑑では御蔵納五七九石五斗余・御給知四一二石七斗余とあり、庄屋は北片野川村の笹尾武右衛門兼帯。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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