上矢(読み)ウワヤ

デジタル大辞泉 「上矢」の意味・読み・例文・類語

うわ‐や〔うは‐〕【上矢】

上差うわざしに使う、鏑矢かぶらや
「―を抜き、願書にとり具して、大菩薩御宝殿にこそ納めけれ」〈平家・七〉

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精選版 日本国語大辞典 「上矢」の意味・読み・例文・類語

うわ‐やうは‥【上矢】

  1. 〘 名詞 〙(えびら)に盛る上差(うわざし)に用いた鏑矢(かぶらや)
    1. [初出の実例]「うは矢をぬき、願書にとり具して、大菩薩の御宝殿にこそおさめけれ」(出典:平家物語(13C前)七)

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