上石田遺跡(読み)かみいしだいせき

日本歴史地名大系 「上石田遺跡」の解説

上石田遺跡
かみいしだいせき

[現在地名]甲府市上石田三丁目

あら川西岸の標高約二六三メートルにある縄文時代の集落跡。昭和四四年(一九六九)付近の区画整理事業に伴う土木工事によって土器が大量に見つかり、遺跡の発見となった。同四四年・四五年・四七年の三度発掘調査が行われ、縄文時代中期の住居跡三軒、集石・屋外埋甕などを検出、縄文時代前期終末から中期後葉の土器・石器土偶などが出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 低湿地帯 荒川

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む