日本歴史地名大系 「上神主村」の解説 上神主村かみこうぬしむら 栃木県:河内郡上三川町上神主村[現在地名]上三川町上神主田(た)川右岸の低地と宇都宮西台地上に位置し、集落は台地と台地東縁部に散在する。西は鞘堂(さやどう)新田、北は茂原(もばら)村(現宇都宮市)・石田(いした)村。地名の由来は上神主遺跡から「神主部牛万呂」という人名瓦が出土し、神主部民の居住地であったことによるといわれる。永正一〇年(一五一三)四月二六日の芳賀高孝寄進状写(寺社古状)によれば、「神主郷之内直心庵」の給分が成高(じようこう)寺(現宇都宮市)に寄進されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by