上神主村(読み)かみこうぬしむら

日本歴史地名大系 「上神主村」の解説

上神主村
かみこうぬしむら

[現在地名]上三川町上神主

川右岸の低地と宇都宮西台地上に位置し、集落は台地と台地東縁部に散在する。西は鞘堂さやどう新田、北は茂原もばら(現宇都宮市)石田いした村。地名の由来は上神主遺跡から「神主部牛万呂」という人名瓦が出土し、神主部民の居住地であったことによるといわれる。永正一〇年(一五一三)四月二六日の芳賀高孝寄進状写(寺社古状)によれば、「神主郷之内直心庵」の給分が成高じようこう(現宇都宮市)に寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む