日本歴史地名大系 「上籠谷村」の解説 上籠谷村かみこもりやむら 栃木県:宇都宮市上籠谷村[現在地名]宇都宮市上籠谷町北は鐺山(こてやま)村、東は氷室(ひむろ)村、南は下籠谷村(現真岡市)。芳賀(はが)郡に属し、鬼怒川東岸台地にある。天文二四年(一五五五)七月一三日の芳賀高定寄進状(海潮寺文書)によれば「乙連郷籠谷之内御帳免五貫文之所」が、芳賀高照の回向として海潮(かいちよう)寺(現真岡市)に寄進されている。近世初期は宇都宮藩領。慶安郷帳に籠谷村と記され、田方七三七石余・畑方四七〇石余とあり、ほかに無量寿(むりようじゆ)寺領七石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報