上経田村(読み)かみきようでんむら

日本歴史地名大系 「上経田村」の解説

上経田村
かみきようでんむら

[現在地名]上市町上経田

若杉新わかすぎしん村の西に位置し、北は小泉こいずみ村、南は正印しよいん村、西は下経田村。村名はかつて当地真言宗寺院があり、僧浄念が一切経を書写し経塚を築いたことに由来するという(越中志徴)。上市往来が通る。正保郷帳では下経田村の高を含み四四〇石余、田方二九町三反余、新田高三二石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高一七〇石、免四ツ三歩、小物成は鮎川役一匁・鮭役三匁五分(出来)である(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む