上膳据膳(読み)アゲゼンスエゼン

デジタル大辞泉 「上膳据膳」の意味・読み・例文・類語

あげぜん‐すえぜん〔‐すゑゼン〕【上(げ)膳据(え)膳】

自分は座ったままで、食膳を出してもらい、食事がすんだら膳を取り下げてもらうこと。またそのように、すべてのことを他の人にしてもらって、何もしなくてよい境遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上膳据膳」の意味・読み・例文・類語

あげぜん‐すえぜん‥すゑゼン【上膳据膳】

  1. 〘 名詞 〙 食膳を整えて人に供し、食事が済んでから、膳を取り下げること。転じて、自らはそのようなことをせずにすむ境遇。
    1. [初出の実例]「御殿女中に上げ膳据え膳させていてよぉ」(出典:助左衛門四代記(1963)〈有吉佐和子〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む