上臥(読み)うわぶし

精選版 日本国語大辞典 「上臥」の意味・読み・例文・類語

うわ‐ぶしうは‥【上臥】

  1. 〘 名詞 〙うえぶし(上臥)
    1. [初出の実例]「院にも近く召し仕はれ進(まい)らせければ、廿五日に院の御所法住寺殿に上臥(ウハブシ)して候ひけるに」(出典源平盛衰記(14C前)三一)

うえ‐ぶしうへ‥【上臥】

  1. 〘 名詞 〙 宮中、または院中に宿直すること。うわぶし。
    1. [初出の実例]「丹波少将成経は、其夜しも院御所法住寺殿にうへ臥(ぶし)して、いまだ出られざりけるに」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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