上谷本遺跡(読み)かみやもといせき

日本歴史地名大系 「上谷本遺跡」の解説

上谷本遺跡
かみやもといせき

[現在地名]緑区柿の木台

鶴見つるみ川右岸の北東に張出す台地上、標高約四三メートルにある。昭和四五年(一九七〇)発掘調査された。遺跡がある台地は、小支谷を挟んで二つに分れ、南側をA地区、北側をB地区と名付けた。A地区では弥生後期七、古墳前期六、同後期二三、奈良から平安時代の竪穴住居跡二と古墳後期以降の掘立柱建物跡三が検出された。B地区では縄文中期二、弥生後期五、古墳前期一、同後期一〇、奈良から平安時代の竪穴住居跡四と時期不明の製鉄跡一基が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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