上野耕三(読み)ウエノ コウゾウ

20世紀日本人名事典 「上野耕三」の解説

上野 耕三
ウエノ コウゾウ

昭和期の記録映画作家 記録映画社社長。



生年
明治41(1908)年9月25日

没年
昭和56(1981)年2月17日

出生地
長崎県諫早郡目代町

本名
古川 正義(フルカワ マサヨシ)

学歴〔年〕
日本美術学校洋画科〔昭和3年〕中退

主な受賞名〔年〕
キネマ旬報文化映画ベストテン第6位(第11回・昭49年度)「富士山―その植物社会」

経歴
昭和5年日本プロレタリア映画同盟(プロキノ)に参加、7年第一作「労農団結餅」を発表。14年横浜シネマ商会に入り「和具海女」「村の小学校」などを製作。19年日本映画社を経て、25年記録映画社を創立、社長。その後の作品に「奈良・京都」「首都東京」「松本城」「山地のくらし」「富士山」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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