上野西黒門町(読み)うえのにしくろもんちよう

日本歴史地名大系 「上野西黒門町」の解説

上野西黒門町
うえのにしくろもんちよう

[現在地名]台東区上野うえの一丁目

明治二年(一八六九)上野新黒門町東西に分離して起立。同町のうち下谷御成道西側の部分にあたる。同五年武家地などを合併して町域を拡大した。寛文新板江戸絵図ではそれまで空白部分であった当町域に書院番士三木清左衛門自宣の屋敷がみえる。自宣は元禄一〇年(一六九七)に没しているから(寛政重修諸家譜)、その跡が町屋(上野新黒門町)になったらしい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android