上阿知村(読み)かみあちむら

日本歴史地名大系 「上阿知村」の解説

上阿知村
かみあちむら

[現在地名]岡山市上阿知

藤井(ふじい)村の北、牛窓(うしまど)往来沿いの東西に長い谷間にあり、西は下阿知村。元亨四年(一三二四)四月一九日の鹿忍庄下司・豊原庄雑掌和与状案(安仁神社文書)に載る藤井村の四至のうち、北は「阿知鹿忍大道」を限りとした。室町中期と思われる弘法(こうぼう)寺(現邑久郡牛窓町)の寺領年貢注文断簡に「阿ち村」兵衛次郎などがみえる。享禄三年(一五三〇)には阿ち村の大京次郎左衛門が三宅田の一段を弘法寺に寄進している(同年三月七日「大京次郎左衛門寄進状」弘法寺文書)。元和―寛永期(一六一五―四四)の邑久郡物成秤帳によれば、元和七年の物成高一二七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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