下中町(読み)しもなかまち

日本歴史地名大系 「下中町」の解説

下中町
しもなかまち

[現在地名]角館町下中町

外町に属し、北はなか町へ続く中央通り。南に寺が並び、東は岩瀬いわせ町、西は勝楽かつらく町に接する。

延宝二年(一六七四)に中町から下中町の通りで馬市が開かれ(角館誌)、宝永三年(一七〇六)には付近農村から四三〇頭が出されたという。宝永二年には家数三九戸(同書)、享保八年(一七二三)の仙北郡郡村本村支村御高調帳(秋田県庁蔵)には家数四四軒で、駅馬役を負担した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 角館誌 岩瀬 なか

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