角館町(読み)かくのだてまち

日本歴史地名大系 「角館町」の解説

角館町
かくのだてまち

面積:一五七・七三平方キロ

横手盆地の北端に位置し、たま川とその支流檜木内ひのきない川流域の沖積平野と、両川に流れ入る小河川の山間部を含む。両川に挟まれた地に中心の旧角館かくだて城下町がある。南は中仙なかせん町、北は田沢湖町・西木村、西は出羽丘陵を境に西仙北にしせんぼく町・協和町、東は岩手県和賀わが沢内さわうち村に接する。

藩政期には南部領に至る生保内おぼない街道・阿仁あに街道・六郷(現六郷町)と角館(現角館町)を結ぶ街道、刈和野かりわの(現西仙北町)と角館を結ぶ街道などが分岐し、交通の要衝であり、商品の集散地として周囲の農村と結ばれていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報