下仁手村(読み)しもにつてむら

日本歴史地名大系 「下仁手村」の解説

下仁手村
しもにつてむら

[現在地名]本庄市下仁手

利根川南岸の自然堤防上に位置し、東は榛沢はんざわ小和瀬こわぜ村、南から西にかけては仁手村、利根川対岸に上仁手村がある。利根川の流路の変遷により、堤防に押付けられたような狭い地域である。元禄年中改定図(風土記稿)に上仁手村とともに「仁手村之内下仁手村」とみえるが、田園簿・元禄郷帳・天保郷帳に村名はみえない。文政一〇年(一八二七)の改革組合議定連印帳(小川家文書)に上仁手村とともに当村の名主・組頭・百姓代が名を連ねており、天保一三年(一八四二)・同一四年の仁手村入用控帳(中村家文書)によれば、当村は上仁手村とともに仁手村の継立等に費用を支出しており、独立村として扱われていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕末 河岸 臨時

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む