下伊豆島村(読み)しもいずしまむら

日本歴史地名大系 「下伊豆島村」の解説

下伊豆島村
しもいずしまむら

[現在地名]郡山市熱海町あたみまち下伊豆島しもいずしま

阿武隈川の支流藤田ふじた川の中流域南岸丘陵に立地。東は堀之内ほりのうち村。江戸時代初期までは下飯津島とも記す。村名は文治五年(一一八九)安積あさか郡を領したという伊東氏が、その本貫である伊豆の地名を移したとの伝えがある。永享一一年(一四三九)頃のものと推定される安積三郷田地注文(相殿八幡文書)北郷のうちとして「下飯津嶋 四丁」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android