日本歴史地名大系 「下余部村」の解説 下余部村しもあまるべむら 兵庫県:姫路市旧揖保郡地区下余部村[現在地名]姫路市余部区下余部(よべくしもよべ)揖保川下流左岸に位置し、揖西(いつさい)郡に属する。南は揖東(いつとう)郡余子浜(よこはま)村、北西は蟠洞(ばんどう)川を隔てて上余部村。「和名抄」に記載される揖保郡余戸(あまりべ)郷の遺称地とされ、鎌倉時代にも余部(あまるべ)郷とよばれた。文禄三年(一五九四)六月五日の豊臣秀吉知行方目録(金井文書)に下余部村とみえ、当村の三四五石余などが小出吉政に与えられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by