下向田古墳群
しもむくたこふんぐん
[現在地名]福岡町下向田
小矢部川左岸丘陵の標高六七―一一八メートルにある一五基の古墳群。最高所に位置する第五号墳から南西に延びる小さな尾根に立地する第一一号―一五号墳と、第五号墳の南東の尾根に立地する第一号―四号墳・第六号―八号墳の二支群に分けられる。昭和五七年(一九八二)から同五九年にかけて後者の支群を中心に調査が行われた。第一号墳は直径一三メートルの円墳。第二号墳は当古墳群中最大規模で、二六×二三メートルの長方形墳、幅二メートルの周溝をもつ。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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