下塩冶村(読み)しもえんやむら

日本歴史地名大系 「下塩冶村」の解説

下塩冶村
しもえんやむら

[現在地名]出雲市塩冶町・塩冶町南町えんやちようみなみまち一―二丁目・塩冶神前えんやかんまえ一―六丁目・塩冶原町えんやはらまち一―二丁目・塩冶有原町えんやありはらちよう

神戸かんど川中流右岸にあり、東は上塩冶村、西は天神てんじん村、北は今市いまいち村。もと塩冶村のうちで、正徳三年(一七一三)以前に上・下に分れ(塩冶八幡宮棟札)、寛延三年(一七五〇)の下塩冶村検地帳がある。「郡村誌」に延宝六年(一六七八)「上塩冶村は塩冶の郷、下塩冶村は高岸の郷に属するを以て塩冶村を上下に分けて両村となる」とある。「雲陽大数録」では高一千六二〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android