下屋文書(読み)しもやもんじよ

日本歴史地名大系 「下屋文書」の解説

下屋文書
しもやもんじよ

吾妻郡嬬恋村下屋家

解説 鎌倉時代初めから天正末年にわたる二〇余点の中世文書で、上野における熊野御師の活動状況を伝える地方の修験関係文書。おもに吾妻川上流の嬬恋村周辺(中世の吾妻庄三原村)の熊野先達職相伝文書で、この地域一帯の檀那動向をうかがわせる。

活字本 南北朝室町時代の一八点を「群馬県史」資料編六・七に採録

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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