デジタル大辞泉 「下崩る」の意味・読み・例文・類語 した‐くず・る〔‐くづる〕【下崩る】 [動ラ下二]《「した」は心の意》気力がくじける。心が折れて人の意に従う。「さ思はむも―・れたるにや」〈落窪・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「下崩る」の意味・読み・例文・類語 した‐くず・る‥くづる【下崩】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「した」は心の意 ) (相手に寄せる信頼の気持が損われて)不安になる。信用できなくなる。[初出の実例]「あだ人はしたくつれ行く岸なれや思ふといへどたのまれずして」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例