日本歴史地名大系 「下常吉村」の解説 下常吉村しもつねよしむら 京都府:中郡大宮町下常吉村[現在地名]大宮町字下常吉上常吉村に南接、網野街道沿いの西側磯砂(いさなご)山系の山麓に位置する。丹後国田数帳にみえる恒吉(つねよし)保の地とされる。慶長検地郷村帳には「恒吉村」として「恒吉村之内下村」の注記があるので、上常吉村・下常吉村は一村として高付されていた(→上常吉村)。延宝三年郷村帳では上常吉村とは別に「下常吉村」三三六・六二石とある。延宝九年(一六八一)の延高で五五七石余となった(天和元年宮津領村高帳)。宮津藩領として推移したが、寛文六年(一六六六)から同九年、延宝八―九年は幕府領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by