精選版 日本国語大辞典 「下括」の意味・読み・例文・類語
した‐ぐくり【下括】
げ‐ぐくり【下括】
- 〘 名詞 〙 指貫(さしぬき)の裾に通した紐で足くびのあたりをしめくくること。
- [初出の実例]「下袴、本儀綾なり〈略〉下括りのとき、指貫の下に用レ之」(出典:男官装束要領抄(1716)上)
…また麻布製であった狩衣(かりぎぬ)が上等の絹織物で作られ,上級の者の通常服となるとともに,麻布製の狩袴に代えて指貫をはくようになった。裾くくりの緒はふつう足首でしばり下括(げぐくり)と呼び,華やかに装うときは,くくった緒の結び余りを外に出して揚巻結びをして飾りとした。非常のときは膝の下でしばり,上括(しようくくり)と呼んだ。…
※「下括」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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