下方硬直性(読み)かほうこうちょくせい(その他表記)downward rigidity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「下方硬直性」の意味・わかりやすい解説

下方硬直性
かほうこうちょくせい
downward rigidity

価格が一度設定されると,その水準以下に下落することが困難となる性質および状態。通常,供給過剰,需要減少技術革新によるコストダウンなどは市場価格の低下をもたらすはずであるが,市場の状況によって低下しがたい場合がある。下方硬直性の原因としては,(1) 独占,寡占という市場構造による市場支配力を持つプライスリーダーの存在,(2) 価格カルテルの設定,(3) 価格に対する公的規制介入,(4) 需給不均衡への数量調整による供給側の対応などがあげられる。マクロ的には,総需要刺激策の採用時や生産性が低い場合には,価格の下方硬直的な状況が観察される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む