日本歴史地名大系 「下日吉村」の解説 下日吉村しもひよしむら 滋賀県:神崎郡五個荘町下日吉村[現在地名]五個荘町下日吉(しもびよし)繖(きぬがさ)山東麓にあり、南隣の七里(しちり)村を抱え込むかたちで南東・南西に鉤形に延びる。村名は北西部にある日吉神社にちなむ。同郡内の建部(たけべ)郷上日吉(現八日市市)と区別するため下日吉と称されたという。永正一六年(一五一九)二月七日道者職が売渡されている「ひよしの里」一円は当地のことか(「伊勢道者売券」輯古帖)。天正一九年(一五九一)四月の検地では田三九町三反余・畑屋敷三町七反余の計四三町余が石付され、村高六六六石余となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by