下有河(読み)しもありかわ

日本歴史地名大系 「下有河」の解説

下有河
しもありかわ

中世にみえる五島の地名。明徳三年(一三九二)六月二二日の番立結番注文案(青方文書)に下有川とみえ、当地の下有河氏を含む五島の領主層二八名が梅(うめ)ヶ崎(さき)会所(現平戸市)の会合で結番次第を定めている。応永一七年(一四一〇)下有河重を含む有川浦住人一〇名は桑木たうせんが境を越えて青方氏領内で網を引き、村君に対して青方氏の先祖網だと説得して青方氏に得分を一両度払ったが、二月に網についてさきかゑ氏が浜ノ浦六郎と契約したことを寄合のうえ追認している(同年六月一四日「下有河重等連署押書状案」同文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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