下末本村(読み)しもすえもとむら

日本歴史地名大系 「下末本村」の解説

下末本村
しもすえもとむら

[現在地名]袋井市鷲巣わしず

周知すち郡に所属。宇刈うがり丘陵南西へ延びる尾根の南端部に位置し、東は村松むらまつ村。永禄一一年(一五六八)一二月二一日の徳川家康判物(久野文書)に「下末元」とみえ、家康は久野宗能とその一門に当地ほかを与えている。江戸時代は初め旗本久野領、寛永一七年(一六四〇)幕府領、寛文元年(一六六一)掛川藩領(平野家文書)、寛延二年(一七四九)三河挙母藩領となり、幕末に至る(袋井市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android