下条開発村(読み)げじようかいほつむら

日本歴史地名大系 「下条開発村」の解説

下条開発村
げじようかいほつむら

[現在地名]富山市水橋開発町みずはしかいほつまち

常願寺川と白岩しらいわ川の合流部東方に位置し、西は柳寺やなぎでら村。新開による村のため水葱を焼いて蕎麦作りから畑作が始まり、米は三年に一回作ればよいほうであったという。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高二八三石・免三ツ二歩。寛文一〇年(一六七〇)の村御印に下条之開発村とみえ、草高二八三石、免三ツ五歩(三箇国高物成帳)。天保一一年(一八四〇)には打銀高二八四石(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android