下河根川村(読み)しもこうねがわむら

日本歴史地名大系 「下河根川村」の解説

下河根川村
しもこうねがわむら

[現在地名]三島町下河根川

くろ川右岸の沖積低地に開かれた村。西は脇野町わきのまち藤川ふじかわ、北は瓜生うりゆう、南は大野おおの新田の各村に接する。慶長三年(一五九八)の山東郡之内川根河御見地帳(佐藤耕次郎氏蔵)によれば、田畑屋敷一八町三反余、高一八八石九斗余のうち田畠荒一一八石二斗余。家数一〇のうち三は明屋。漆木三六本のほか八斗の野手出口がある。村高の六二・六パーセントが荒田畠であるが、その中には「会津へ越し候」者が七人おり、この分は総荒高の四三・二パーセントにあたる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android