朝日日本歴史人物事典 「堀秀治」の解説
堀秀治
生年:天正4(1576)
安土桃山・江戸時代前期の武将。秀政の嫡子。久太郎,左衛門督。近江国(滋賀県)安土に生まれる。天正18(1590)年,豊臣秀吉の小田原攻めに父と共に参陣。同年11月に家督を継ぐ。慶長3(1598)年には越後国春日山城(上越市)城主となり,43万石を知行した。秀治は移封後,領内の総検地を実施し,また上杉遺民一揆も平定するなど,領地内の治安や経営に邁進した。しかし同11年,31歳の若さで春日山城において死去,林泉寺に葬られた。
(宇野日出生)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報