下滴水村(読み)しもたりみずむら

日本歴史地名大系 「下滴水村」の解説

下滴水村
しもたりみずむら

[現在地名]植木町滴水(たりみず)

滴水村と平野(ひらの)村の西、東は植木町・投刀塚(なたつか)村、北は舞尾(もうの)村、南は鐙田(あぶんだ)村に接する台地上の村。豊前街道と高瀬(たかせ)往還が分岐する植木町(味取新町)辺りももとは当村のうちであった。慶長一三年(一六〇八)の検地帳によると田七町八反二畝余・畠五五町九反一畝余、分米四八六石一斗余、家数五九・人数八二、馬牛一八。下ケ名に長うら・十三歩・大道はた・なたつかなどがみえる。正院手永に属した。「国誌」は「高九十五石余、永浦村出目村等ノ小村アリ」と記すが、高はあまりに少なく誤りであろう。宝暦一四年(一七六四)の下ケ名寄帳では惣畝数四八町二反一畝余、うち新地・諸開は畑地のみ一〇町四反五畝があり、下ケ名に宿(しゆく)の元・植木町屋敷・町口・町裏など、植木町の成立に関連するものが新たにみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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