下片上町(読み)しもかたがみちよう

日本歴史地名大系 「下片上町」の解説

下片上町
しもかたがみちよう

[現在地名]岡山市中納言町ちゆうなごんちよう

山陽道沿いに南北に発達した両側町で、東は門田かどた武家屋敷、南は大黒だいこく町、西は重臣下屋敷、北は上片上町。寛永城下絵図には町名の記載はなく、慶安城下絵図では片上町とみえる。宇喜多氏時代に形成された片上町が繁栄して南に発展し、下片上町が成立したという(吉備温故秘録)。延宝二年(一六七四)には上下の片上町がみえる(「御触留」国富文書)。貞享元年(一六八四)の岡山町中御検地畝高地子帳によれば町域は八反余で、徳米一〇石二斗余・口米二斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む