下皆発村
しもかいほつむら
[現在地名]西区伊川谷町前開・井吹台東町四丁目・室谷一―二丁目
伊川左岸に位置し、南は小寺村。中世開発村の遺称地。高畑山に明石氏の城跡がある(采邑私記)。慶長国絵図に「かいほつ村」とみえる。正保元年(一六四四)下皆発村と東皆発村に分れたという(明石記)。正保郷帳には開発村とあり、田方五四五石余・畑方一八二石余、「はへ山」あり。元禄郷帳に「古ハ開発村」と注記して村名がみえ、高三九六石余。明石藩領東浦部組に所属。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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