日本歴史地名大系 「下真倉村」の解説 下真倉村しもさなぐらむら 千葉県:館山市下真倉村[現在地名]館山市下真倉館山町の東、汐入(しおいり)川を挟んで上真倉村の北東に位置する。近世の郷村帳類では真倉村のうちで高付されていた。寛政五年(一七九三)の真倉村明細帳(島田家文書)によれば高四八七石余、田二五町九反余・畑一一町二反余、納米一一〇石余・永一三貫七二三文、百姓五四・水呑五・寺三、人数二七五、牛一九・馬一三。文永元年(一二六四)開創の日蓮宗法蓮(ほうれん)寺や同宗妙善(みようぜん)寺、浄土宗長泉(ちようせん)寺があり、氏神は山王社(同文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報