下種徳人(読み)げすとくにん

精選版 日本国語大辞典 「下種徳人」の意味・読み・例文・類語

げす‐とくにん【下種徳人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「徳人」は分限者の意 ) 身分は卑しいが金持である人。下種の金持。下臈徳人。
    1. [初出の実例]「山のふもとに、いみじきげす徳人ありけり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android