デジタル大辞泉 「徳人」の意味・読み・例文・類語 とく‐にん【徳人/得人】 1 ⇒とくじん(徳人)2 裕福な人。金持ち。有徳人うとくにん。「財に飽き満ちて、あさましき―にて」〈今昔・二六・一二〉 とく‐じん【徳人】 徳の高い人。有徳の人。とくにん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「徳人」の意味・読み・例文・類語 とく‐じん【徳人】 〘 名詞 〙① 徳のそなわった人。徳の高い人。とくにん。[初出の実例]「貴方様は誠に何うも徳人(トクジン)で御出でになりますが」(出典:落語・春の新築(1898)〈三代目三遊亭円遊〉)[その他の文献]〔荘子‐天地〕② ⇒とくにん(徳人) とく‐にん【徳人・得人】 〘 名詞 〙① =とくじん(徳人)①② 富裕な人。金持。財産家。分限者(ぶげんしゃ)。有徳人(うとくにん)。[初出の実例]「又徳人、たよりなしのいへのうちの作法などかかせたまへりしが」(出典:大鏡(12C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例