下笠加村(読み)しもかさかむら

日本歴史地名大系 「下笠加村」の解説

下笠加村
しもかさかむら

[現在地名]邑久町下笠加

上笠加村の南にある。天保郷帳には下笠賀村とあるなど、上笠賀村と同じく加と賀が混用されていた。寛永備前国絵図に下笠加村とみえ、高五六四石余。元和―寛永期(一六一五―四四)の邑久郡物成秤帳によれば、元和七年の物成高三二四石余。正保郷帳には枝村として「樋ノ口村」が載る。「備陽記」には「古ハ笠賀下村ト唱」とあり、田畑四一町九反余、家数一一七・人数五八〇、枝村にくち北谷きただに後著あとつき新田がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android