下糟屋村(読み)しもかすやむら

日本歴史地名大系 「下糟屋村」の解説

下糟屋村
しもかすやむら

[現在地名]伊勢原市下粕屋しもかすや

中央を渋田しぶた川、北をうた川が流れ、東は見付島みつけじま村、西は上糟屋かみかすや村、北は東富岡ひがしとみおか村・粟窪あわくぼ村・高森たかもり村、南は沼目ぬまめ村・池端いけばた村に接する。村の中央を東西に矢倉沢やぐらさわ往還が貫き、ほかに大山道、伊勢原道、田村たむら道が通る。久寿元年(一一五四)に立券された安楽寿あんらくじゆ院領糟屋庄の一部。寛文年間(一六六一―七三)相模国大住淘綾愛甲三郡高帳(県史六)に「下糟屋」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android