下紙(読み)さげがみ

精選版 日本国語大辞典 「下紙」の意味・読み・例文・類語

さげ‐がみ【下紙】

  1. 〘 名詞 〙 意見理由などを書いて公文書などに添付する別紙付箋。さげふだ。
    1. [初出の実例]「この文書には下げ紙(符箋)が続いていて」(出典:助左衛門四代記(1963)〈有吉佐和子〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の下紙の言及

【下札】より

…下紙(さげがみ)ともいう。江戸時代の公文書に貼付された付箋の一種で,文書の下の周縁部にはり下げた紙片。…

※「下紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android