別紙(読み)ベッシ

精選版 日本国語大辞典 「別紙」の意味・読み・例文・類語

べっ‐し【別紙】

  1. 〘 名詞 〙 別の紙。ほかの紙。また、本書のほかに添える文書。
    1. [初出の実例]「去春除目只一度被直也。下名之次左宰相中将家政被渡右近、左大辨重資被成勘解由長官也。彼日上卿并宰相以件人被書入奏任之中了。是可書別紙也」(出典:中右記‐嘉承二年(1107)二月二一日)
    2. 「別紙に俊寛のゆるし文持参して」(出典:浄瑠璃・平家女護島(1719)二)
    3. [その他の文献]〔呉志‐周魴伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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