下細工(読み)シタザイク

デジタル大辞泉 「下細工」の意味・読み・例文・類語

した‐ざいく【下細工】

下ごしらえの細工。また、それをする人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下細工」の意味・読み・例文・類語

くだり‐ざいく【下細工】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代上方から江戸に送られた細工品。安物が多かった。
    1. [初出の実例]「岡場所の女郎とて、下り細工の出来合にもあらず」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)里のをだ巻評)

した‐ざいく【下細工】

  1. 〘 名詞 〙 下ごしらえの細工をすること。また、その細工人
    1. [初出の実例]「其方も下ざいくへ手間やらひでも大じなし」(出典:浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む