下絵本(読み)くだりえほん

精選版 日本国語大辞典 「下絵本」の意味・読み・例文・類語

くだり‐えほん ‥ヱホン【下絵本】

〘名〙 上方で出版され、江戸へ送られ売り出された絵本。風俗絵本、雛形絵本の類。
黄表紙・御存商売物(1782)上「柳原のほし店にいる行成表紙のくだりゑほんがかたへきたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android